NJM2606 / 2606A
3V,6V
用モーターコントロール回路
■ 概 要
NJM2606/06A
は,小型
DC
モータの速度制御用集積回路です。
動½電源電圧範囲が広く
3V
用, 用の小型
DC
モータの速度制御
6V
に最適です。
なお,
NJM2606A
は,
出力トランジスタを改良し,
出力½和電圧を
小さくしております。出力½和電圧小を必要とする用途に最適です。
■ 外 ½
NJM2606D
NJM2606AD
■ 特 徴
●動½電源電圧
●½½和出力電圧
●外½
(+1.88V)
DIP8,DMP8
NJM2606M
NJM2606AM
■ 端 子 配 列
■ ブロック図
Ver.2006-05-29
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NJM2606 / 2606A
■ 応用回路例
C
1
,C
2
,C
3
はモータに合わせて選定して下さい。
V
REF
K
I
M
R
M
E
O
モータに加わる電圧を
V
M
とすると次式になります。
I
+
I
V
M
=
(R
1
+
R
2
+
R
3
) I
REF
+
R
1
½
M REF
K
ここで,I
REF
=V
REF
/R
2
であるから(I
REF
≒100A 設定がよい)
:基準電圧
:分流比
:モータ電流
:モータの内部抵抗
:モータの逆起電圧
V
M
=
V
REF
R
R
R
1
+
1
+
R
2
+
R
3
+
1
I
M
R
2
K
K
½½½½①
一方,モータ自½に生じる電圧は次のようになります。
V
M
=E
O
=R
M
I
M
½½½½②
①,②より制御系を安定化させるには
R
1
I
M
K
∴
R
1
& LT ;
K
½
R
M
½½½½③
R
M
I
M
& GT ;
バラツキを考慮して,R
1(MAX)
<k
(分钟)
½R
M(分)
が条件となります。
〈温度特性としての検討項目〉
①,②式より次のようになります。
( ICの项目)
1.
基準電圧:V
REF
の温度係数
2.
分流比:K の温度係数
(外付部品の項目)
3. R
1
,R
2
,R
3
の温度係数
この
3
部品は比が重要となります。
4.
モータ内部抵抗の温度係数
5.
モータの逆起電圧の温度係数
6. R
1
と
R
M
の温度係数比
3,4
より計算します。
<注意事項>
このデータブックの掲載内容の正確さには
万全を期しておりますが,掲載内容について
½らかの法的な保証を行うものではありませ
ん。とくに応用回路については,½品の代表
的な応用例を説明するためのものです。また,
工業所有権その他の権利の実½権の許諾を伴
うものではなく,第三者の権利を侵害しない
ことを保証するものでもありません。
Ver.2006-05-29
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